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令和7年度インフルエンザ予防接種のお知らせ
令和7年度における神戸市インフルエンザ予防接種が令和7年10月1日から令和8年1月31日までの期間で行われます。接種ワクチンはA型B型合わせた3価のワクチンになります。今年度からインフルエンザワクチンは注射による不活化ワクチンと弱毒化経鼻生インフルエンザワクチン(フルミスト)の2種類のワクチンが助成の対象となりました。
インフルエンザは近年春、夏にも流行があり冬の流行だけではなくなってきています。しかし、秋から冬になり寒くなってくると以前のようにインフルエンザがより流行すると考えられます。新型コロナウイルス感染とともにインフルエンザの流行が今後の問題となるでしょう。 令和7年度の神戸市インフルエンザ予防接種は令和7年10月1日より始まり、令和8年1月31日までが接種期間となります。施行規則は以下の通りです。
神戸市行政措置インフルエンザ予防接種
@ 注射による不活化ワクチンの場合
| 接種対象者 | 神戸市に住民登録のある 6ヶ月〜64歳 の者
| | 助成対象者 | 6か月〜12歳の小児 | | 助成のない対象者 | 13歳以上の小児・成人 | | 接種時期 | 令和7年10月1日 〜 令和8年1月31日 | | 接種回数 | ―6ヶ月〜12歳の小児 2回の皮下接種 ―13歳以上の小児・成人 1回の皮下接種
<2回の接種は下記の間隔で行う> | | 接種量 | | | 当院での接種費用 | 1回目| 13歳以上 | 4,000円 | | 6か月〜12歳の小児(2,000円の助成あり) |
2,000円 | 2回目 3,000円/多子世帯の場合は1,000円(多子世帯には2,000円の助成あり) |
※6か月〜12歳の小児で、多子世帯(18歳未満の児童が2人以上いる世帯)の場合は、2回目接種も2、000円の助成があります。母子手帳、健康保険証等での確認が必要です。
A 弱毒化経鼻生インフルエンザワクチン(フルミスト)の場合
令和7年度は弱毒化生インフルエンザワクチン(フルミスト)も助成対象として接種できることになりました。このワクチンは2003年からあるもので米国ではすでに広く接種されていますが、日本では認可されていませんでした。令和6年から日本でも接種が可能になりました。両鼻腔内に0.1mlを1回ずつ注入することで注射では出来ない粘膜由来のIgA抗体が産生される利点があります。効果は1年近く持続すると言われています。ただ、生ワクチンの副反応として、接種後1週以内にインフルエンザ様症状が出る可能性があるのがリスクとなります。ただ、注射の痛みはなく1回だけの接種ですので小児にとっては利点があると思います。 | 接種対象者 | 19歳未満 | | 助成対象者 | 神戸市に住民登録のある 2歳〜12歳 の者 | | 接種時期 | 令和7年10月1日 〜 令和7年12月31日 (出来るだけ12月までに接種することが望ましい) | | 接種回数 | 1回のみ | | 接種量 | 綾鼻腔に0.1mlずつ注入 | | 当院での接種費用 | | 2歳〜12歳の小児 | 5,000円(2,000円の助成あり) | | 13歳以上〜19歳 | 7,000円 |
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当院でのインフルエンザワクチンの予約はWeb、電話ですることが出来ます。ご不明な点があれば、当院受付に直接あるいは電話で (Tel 078-747-3150)ご連絡お願い致します。
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