2025/10
令和7年度インフルエンザ予防接種のお知らせ
インフルエンザは近年春、夏にも流行があり冬の流行だけではなくなってきています。しかし、秋から冬になり寒くなってくると以前のようにインフルエンザがより流行すると考えられます。新型コロナウイルス感染とともにインフルエンザの流行が今後の問題となるでしょう。 令和7年度の神戸市インフルエンザ予防接種は令和7年10月1日より始まり、令和8年1月31日までが接種期間となります。施行規則は以下の通りです。
神戸市行政措置インフルエンザ予防接種
@ 注射による不活化ワクチンの場合
接種対象者 | 神戸市に住民登録のある 6ヶ月〜64歳 の者 | ||||
助成対象者 | 6か月〜12歳の小児 | ||||
助成のない 対象者 | 13歳以上の小児・成人 | ||||
接種時期 | 令和7年10月1日〜 令和8年1月31日 | ||||
接種回数 | ―6ヶ月〜12歳の小児
| ||||
接種量 |
| ||||
当院での 接種費用 | 1回目
2回目 3,000円 多子世帯の場合は1,000円 (多子世帯には2,000円の助成あり) |
A 弱毒化経鼻生インフルエンザワクチン(フルミスト)の場合
令和7年度は弱毒化生インフルエンザワクチン(フルミスト)も助成対象として接種できることになりました。このワクチンは2003年からあるもので米国ではすでに広く接種されていますが、日本では認可されていませんでした。令和6年から日本でも接種が可能になりました。両鼻腔内に0.1mlを1回ずつ注入することで注射では出来ない粘膜由来のIgA抗体が産生される利点があります。効果は1年近く持続すると言われています。ただ、生ワクチンの副反応として、接種後1週以内にインフルエンザ様症状が出る可能性があるのがリスクとなります。ただ、注射の痛みはなく1回だけの接種ですので小児にとっては利点があると思います。
接種対象者 | 19歳未満 | ||||
助成対象者 | 神戸市に住民登録のある 2歳〜12歳 の者 | ||||
接種時期 | 令和7年10月1日〜 令和7年12月31日 (出来るだけ12月までに接種することが望ましい) | ||||
接種回数 | 1回のみ | ||||
接種量 | 綾鼻腔に0.1mlずつ注入 | ||||
当院での 接種費用 |
|
一覧へ戻る