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単純ヘルペスウイルス感染症の話

単純ヘルペスウイルス感染は口唇などに水疱が出来る病気として
知られていますが、時には脳炎など危険な合併症があります。

 単純ヘルペス感染症は熱の華などとして、よく口唇などに
水疱が出来る病気として知られています。
このウイルスはヘルペス科ウイルスのDNAウイルスで、
水痘(水ぼうそう)ウイルスと同じ仲間になります。


単純ヘルペスウイルス(HSV)にはHSV-1型とHSV-2型があり、
1型は口唇や口内粘膜、結膜、皮膚に病変があり、
2型は主に性器ヘルペスとして知られています。

このウイルスの特徴は神経細胞に入りやすいことで、
一度感染すると症状が治ってもウイルスは脊髄神経節の
神経細胞に残ってしまいます。
そのため、発熱など体調が悪くなったりすると、
再発型ヘルペスとして発症することになります。




■ 単純ヘルペスウイルス感染の症状はどんなものですか
 単純ヘルペスウイルス感染は単に口唇や陰部に水疱が出来るだけではありません。
乳幼児や小児では次のような病状がよくみられます。

初感染の場合に多いものにヘルペス性歯肉口内炎とカポジ水痘様発疹症があります。
ヘルペス性歯肉口内炎は発熱と共に口内アフタの多発、口腔粘膜の発赤、
歯肉のビラン・出血などがみられるものです。
口内痛がひどく数日はなかなか食べられないので、乳幼児の場合は困ることがあります。
また、水疱が皮膚の一部でなく、顔面、体幹など広範囲に広がることがあり、
この状態はカポジ水痘様発疹症と呼ばれ、やはり回復までに時間がかかります。
その他、ヘルペス性角結膜炎などの眼症状が出ることもあります。

 再発型の感染としては、口唇、口周囲に水疱が出来る口唇ヘルペス
口内炎が多いもので、症状的には初感染より軽くなります。


■ 重症の単純ヘルペス感染症にはどんなものがありますか
 単純ヘルペス感染は水疱などの皮膚症状や口内病変以外に、
全身症状が出ることがあります。

その一つは脳に感染したヘルペス脳炎です。
単純ヘルペスウイルスは神経細胞と仲がよいので中枢神経に入りやすく、
感染を起こしやすいからです。ヘルペス脳炎になると、早期に治療しなければ
死亡率も高く、治っても重度の後遺症を残します。
局所のヘルペス感染があり、同時に発熱、頭痛、嘔吐、ケイレン、
麻痺、意識障害、精神症状などが見られたら、
ヘルペス脳炎は常に疑わなければいけません。

もう一つは潜在的に多くの臓器に感染を起こす播種性のヘルペス感染です。
特に新生児などで原因不明の肝障害がある場合などは疑わしくなります。
この感染はかなり重篤で予後的にはよいものではありません。



■ 治療はどうしたらいいのですか
 単純ヘルペスウイルスに対する特効薬のなかった時代は、
重度のヘルペス感染症の死亡率はかなり高いものでした。
現在はアシクロビル、ビダラビンといった薬でウイルスの
増殖を抑えることが出来るようになっています。
内服、軟膏、点眼、注射などで早期に治療することが大切です。

また、このウイルスは接触により感染します。
皮膚病変だけでなく口内病変のある場合は、口内分泌物からも
感染しますのでより注意が必要です。



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