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わだ小児科クリニック:クリニック通信

インフルエンザの流行が始まっていますのでご注意下さい。

昨年12月頃から季節性インフルエンザA香港型、

新型インフルエンザの流行が他府県ではみられていましたが、

新年になって神戸市においても急速にインフルエンザの発症が増加しています。












 毎年流行するインフルエンザですが、今年度は昨年12月頃から

北海道、東北、九州などで流行がみられるようになりました。

今年度の流行は、A香港型(H3N2)と新型インフルエンザ(pdm H1N1)

が多くB型は少ないようです。



神戸市においては昨年末はまだ流行と言えるほどのインフルエンザ

発症はなかったのですが、新年になり徐々に発症が増加し、

冬休みが終わった頃から医療機関定点あたりの発症が2を越え、

流行と言える状態になってきました。


殆どはA型インフルエンザですが、一部B型もみられています。

学級閉鎖の報告も増えつつあり、今後は更に急速に感染が

広がるものと予想されます。







 昨年来、新型インフルエンザの症状はそれ程重篤ではなく、

季節性インフルエンザと同じような対応でよいと判ってきました。

本年度の感染でもその重症度に変化はなさそうですので、

流行が始まってもそれ程不安になる必要はないと思います。

インフルエンザワクチンを接種している小児も多いと思いますの

で、完全な発症の予防は出来なくとも、それなりの発症予防、

症状緩和には効果があるものと思います。


 インフルエンザは一旦流行が起こると、その伝播を止めることは

なかなか難しくなります。

特に症状の軽い患児の場合は、インフルエンザと知らずに

感染させることになりかねませんので、注意が必要です。

微熱であっても、悪寒がする、身体がだるくしんどい、

身体の節々が痛いなどの症状のある時は、医療機関で検査を

することをお勧めします。



今はインフルエンザの治療薬も、タミフル、リレンザ以外に

吸入薬のイナビル、注射薬のラピアクタなど新薬も使用出来るように

なっていますので、治療の選択肢が広がっています。


早期に診断し早く治療することが大切と思います。


 また、日常生活では、規則正しい生活をする、出来るだけ

人込は避ける、マスクをして飛沫を避け保温保湿を図る、

手洗いうがいをきちんとする、といった日々の予防が基本です。

ついついおろそかになりがちですが、流行の始まっている

今の時期こそ、きちんとした対応をしていくことがよいと思います。

更に、インフルエンザの流行は1〜2ヶ月は続きますので、

ワクチン未接種の小児は今からでも接種をした方が予防には

役立つと思います。
 




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