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【 気管支喘息に注意しましょう 】

 気管支喘息が起こりやすい季節になりました。早期発見、早期治療が大切ですので、疑わしい場合は、必ず診察を受けて下さい。

 4月も終わり、アレルギー性鼻炎やアレルギー性結膜炎に関わるスギ花粉症はかなり改善をみていますが、 ヒノキにも反応のある人はもうしばらく症状が持続すると思われます。 逆に、気管支喘息に関しては、今後梅雨時にかけて発症する人が増えて来るでしょう。 本来、小児の気管支喘息は1才から5、6才の頃に目立って来ることが多く、殆どは風邪と共に発症しますが、 年長児では運動によって引き起こされることもあります。季節としては、梅雨時と秋が最も発症しやすい時期で、 今までに気管支喘息があると言われたことのある人はより注意が必要です。 原因としてはダニやハウスダスト(家のホコリ)が多いのですが、その他にイヌ・ネコなどのペットや化学物質、 食物などで起こることもあります。また、発症した人の10%位はそのようなアレルゲン(抗原)に反応がないタイプで、 気管支の過敏性が原因と考えられています。

 気管支喘息とはいっても症状的には軽い人から重症の人まで様々で、その症状に合わせた治療が必要になります。 症状や治療に関しては、日本小児アレルギー学会がガイドラインを作成していますので、それに合わせて対応して いくことになります。本来、気管支喘息では喘鳴という、ヒューヒューという音が聞こえるのですが、症状の軽い人 では胸の音を聞かない限り気管支喘息と分からない場合も多いのです。風邪と言われているのになかなか咳が止まらない、 夜間眠りづらくすぐ起きてしまう、走ったりするとすぐ咳が出るといった症状のある場合は、気管支喘息の可能性が ありますので、診察を受けることをお勧めします。




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